
博士たちのなかの12歳のキリスト
「ルカによる福音書」にある少年イエスと学者との神殿での論議、を描いた作品。イザベッラ・デステが1504年の書簡でレオナルド・ダ・ヴィンチに「12歳のキリストが神殿で論議する」図を依頼したことが解っている。レオナルドの描いた構図は残されていないが、ミラノにレオナルド派の若いキリストの半身像や戯画化された老人の頭首の素描が残されている。
左下の本に挟まれた紙片に年記とモノグラム、「5日間の作」と記されている。洗浄されて「ローマで制作」という文字が現れた。デューラー
博士たちのなかの12歳のキリスト
1506年 板 油彩 65×80cm
マドリード ティッセン=ボルネミッサ美術館
左下の本に挟まれた紙片に年記とモノグラム、「5日間の作」と記されている。洗浄されて「ローマで制作」という文字が現れた。
博士たちのなかの12歳のキリスト
1506年 板 油彩 65×80cm
マドリード ティッセン=ボルネミッサ美術館
後に描かれた作品もあるが、ボスの「ピラトの前のキリスト」「荊冠のキリスト」「十字架を担うキリスト」などを思わせる。
中央に描かれた、絡み合っているように見えるイエスと右の人物の手、何か意味があるのだろうか。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代
レオナルド・ダ・ヴィンチ
グロテスクな頭部の素描
ウィンザー 王立図書館
イタリア・ルネサンスの巨匠たち18 東京書籍
中央に描かれた、絡み合っているように見えるイエスと右の人物の手、何か意味があるのだろうか。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代
グロテスクな頭部の素描
ウィンザー 王立図書館
イタリア・ルネサンスの巨匠たち18 東京書籍
